ひろしせんせーのひとりごと。

44歳の脱サラ保育士ひろしせんせーが書いています。

40歳おじさんの保育士資格挑戦①

今回から保育士資格試験について書きます。

 

私は保育士の仕事が確保できてから辞めたのではありません。無鉄砲にも辞めてから保育園を目指しました。もう前の仕事を続けるのが嫌になってしまったのと、次を見つけてから辞めるのでは中途半端になると考えたからです。

 

そこで、とりあえず非常勤として週4日働くことにしました。その少し浮いた時間に、保育士資格の勉強をしました。といっても時間は限られていました。私は保育士資格と同時に社会福祉士の資格も取るつもりだったので、社会福祉士の通信校に通っていました。通信とはいえ、隔月でレポート提出と半年に一度のスクーリングがありました。また子どもが小学校に入りたてで小さかったため、家庭に迷惑をかけない範囲で勉強をすると決めていました。

 

ここで、合格者が語る、合格するための勉強の秘訣①

「勉強は空いた時間にするのではなく、時間を空けて勉強すること」

 

決定的に勉強時間が少なかったのですが、時間を作ろうと思えば案外作れるものです。子どもが寝静まってからの30分、お昼休みの1時間、通勤電車の30分、子どもの習い事の間の30分。細切れながらもそうやって時間を集めていくと、1日1~2時間ずつとれるものです。それを継続すれば、半年でも十分勉強時間は確保できます。

 

しかし継続するには相当の意思が必要です。仕事の疲れや眠気でつい怠けてしまうこともあります。やはり効率的に勉強をしなければなりません。

 

さらに、合格者が語る、合格するための勉強の秘訣②

「勉強はインプットとアウトプット」

 

勉強方法は人それぞれ自分に合った方法でやればいいのですが、不器用な私にはこれが合っていました。「インプット」とは、まず知識を整理して頭に入れることです。具体的には、参考書を自分なりに理解してノートにまとめることです。ここでは、自分なりに理解することが重要です。理解をして整理して頭に入れることで、あとで知識を取り出しやすくなります。「アウトプット」とは、インプットした知識を取り出して問題を解くことです。具体的には過去問にあたって徹底的に知識を取り出す練習をすることになります。

 

順番で行くと、当然インプットの方を先にやることになりますが、時間が限られていますから、ほとんど同時並行で行うことになります。そこで重宝するのが一問一答問題集です。電車の中の30分で一問一答、お昼休みの定食屋で一問一答と、時間と場所を選ばずに勉強できるので、いつでもどこでも肌身離さず持っていくようにしましょう。

 

最後の、合格者が語る、合格するための秘訣③

「常に保育士試験対策脳を維持しろ」

 

案外一番大切なのはこれでしょう。勉強をしないと当然知識は忘れていきます。40歳の私には若いころのような記憶力はありません。油断するとどんどん忘れていってしまいます。なんとか忘れないためには、常に勉強しているしかありません。しかし現実的にそんなこと不可能。だとするなら、せめて毎日少しでも勉強をして、臨戦態勢を取り続ける。それだけでも記憶の維持はできると思います。

 

次回、体験談に続きます。